心に陽だまり

鬼滅の刃について。アニメを追いかけてます。このため的外れなことを言っている場合もあるかと思います。ご了承ください。

兄弟

柱稽古編第5話。

無一郎くんにニコニコ笑顔で送り出されたであろう炭治郎は蜜璃ちゃんのお家へ…

柔軟訓練
蜜璃ちゃんのお家、西洋風で可愛い〜!建物1つ分の養蜂場が備わっていてすごいですね笑
当時は珍しかったであろうパンケーキに乗せるのがバターと、巣蜜…今でもなかなかの高級品なのでは…!
蜜璃ちゃんに食べさせてもらうなんて、伊黒さんが知ろうものなら絞められてますね。そこはお手紙に書かれなくて良かった…笑
木刀を置き去りにして、麗ちゃんから手紙を受け取る伊黒さん、きっと一刻も早く蜜璃ちゃんからのお手紙読みたかったんだな〜!内容が内容だったので、読み終わる頃には負のオーラを全開にしていましたけれども…あのあとの訓練、隊士たち大丈夫だったのかな…笑
レコードを回して蜜璃ちゃんのお手伝いをする麗ちゃんがとってもかわいくて和みました。

あっという間のレオタード柔軟訓練でしたが、伊黒さんの元へ向かった炭治郎の脚がプルプル震えていたので効果は絶大のようです。"柔軟は地獄"…身体が凄く硬いので分かります…

太刀筋矯正
そして"楽しい稽古"の様子を知っている伊黒さん、当たり前に炭治郎への当たりが強い…!
炭治郎が嫌われているのは今に始まったことでは無いと思いますが、不死川さんに比べると伊黒さんはさっぱりしてますよね。炭治郎と禰豆子を鬼殺隊として認めるのか、についてはお館様が判断を下していることなので何とも思っていないご様子。
ちゃんと炭治郎仕様の稽古を付けてくれて、合間に休憩もくれたみたいですし。笑

"お館様のご意志"である柱稽古ですから、割り切って取り組んでいるのだと思います。実直。
蜜璃ちゃんのことになると途端にムキー!ってなっちゃう伊黒さん、蜜璃ちゃんに見せたいな〜笑
憎珀天との戦いの最中に回想された伊黒さんの蜜璃ちゃんに対する言葉遣い、優しい声色、どれも炭治郎相手の今回は影も形もなく…というか蜜璃ちゃん以外には見せない一面なんだろうなと…
すごい可愛い人じゃないですか笑

あの状況で蜜璃ちゃんが伊黒さんを思うこと自体、もうそういうことなのに…
蛇足ですが、1話の柱合会議で、蜜璃ちゃんと無一郎くんに身体は大丈夫か?と声をかけていましたが、正直なところ蜜璃ちゃんのことが心配で声をかけたんだろうなと思ってます。
きっと無一郎くんはついでです

最後まで嫌われている理由がわからなかった炭治郎、伊黒さんがあんなに「甘露寺は〜」「甘露寺が〜」と言っているのに鈍感ですね…本人がなんとも思ってないところがまた罪…

"単純な"打ち込み稽古
伊黒さんより当たりが強かったのが次の不死川さん。私怨がいっぱい。
ヤモリのように気持ち悪く逃げ出した善逸を迎えに来てくれてはいましたが…提示されたのは戻るか死ぬかの2択。どちらも善逸にとっては同じことを意味します…
善逸久しぶりに登場しましたが、やっぱり賑やかさに華が出ていいですね!善逸が居ると元気が出ます(私の)

玄弥との確執、蟠りを解くチャンス…
炭治郎は「玄弥は命を懸けて鬼と戦うと決めてるんだ!」と叫びましたが、不死川さんに取ってはまさにそれが一番問題なわけで…悪意なくドボドボ火に油を注ぐスタイル…
不死川さんは背負う「殺」のとおり鬼を殺すことだけを考えて鬼殺隊として生きていますが、玄弥はお兄ちゃんに会いたくて、謝りたくて鬼殺隊に入っている面が少なからずあると思います。柱である兄に会うために自分も柱になるという目標を掲げ、呼吸が使えない代わりに特異体質で補っていますが、そのどれもが不死川さんにとっては"今すぐ辞めて欲しいこと"なんですよね…
大切な弟を危険な目に合わせたくない。鬼なんて関係のないところで幸せに暮らして欲しい。そう思っているのに言動が全て裏目に出てしまっています。
玄弥の鬼喰いを知り激怒した不死川さんから善逸が感じ取ったのは「ねじ曲がった音」。
炭治郎も匂いを嗅いでいましたが、2人からはきっと複雑な匂いがしたと思います。
お互いがお互いを思いやっているのに、いつの間にかややこしく拗れてしまった兄弟。
「結局、不死川兄弟の仲を取り持つことが出来なかった」という炭治郎の言葉がとても悲しく、とても重いものになりました。

思えば無一郎くんと有一郎くんも「弟を守らなきゃ」という一心ですれ違ってしまっていました。一番近いが故に素直になれないのが兄弟という存在なんですかね…
不死川兄弟が和解するには千載一遇のチャンスでしたが、もはや冷静に話せる状況ではなかったですし、2人のためにはどうしたら良かったんでしょうね…そんなことを考えていたら1週間経ちました。

似た境遇で不死川さんからも信頼されている無一郎くんが間に入ったら…と考えてみましたが…
裏柱稽古で炭治郎に燃える伊黒さんと不死川さんを見て「楽しそうだな〜頑張れ〜」とにっこりしていたのが気になり…そうだった、無一郎くん、産屋敷邸での一悶着覚えてないんだった……………真顔で小石弾き飛ばしたこともたぶん覚えてないや…………
タラレバですが、もっとこの時点で交流があったら諭してくれた世界もあったかもしれません。悲しさや後悔は無一郎くんが一番よくわかっていると思いますし。

第5話は盛り盛りでした。最初から最後まで善逸が不憫でしたね。助け出した玄弥にまで殴られちゃって可哀想…
第6話は最強岩柱の稽古、伊之助も合流することですしもっと賑やかになるぞ〜!