心に陽だまり

鬼滅の刃について。アニメを追いかけてます。このため的外れなことを言っている場合もあるかと思います。ご了承ください。

紙ひこうき

柱稽古編第4話。

受け止めるのに時間がかかりすぎて、気付いたら1週間経っておりました...
なんならまだ受け止められていない...

「笑顔になれる」
タイトル通り、無一郎くんの笑顔が沢山詰まっていました。
特に特定の相手に見せる無邪気な笑顔の破壊力と言ったら...頭を抱えています。

本当に14歳か??と思ってしまうほどに強い無一郎くんですが、今までの人間関係を見ると14歳だなあ...と思うところもありますよね。
鉄井戸さんが言っていた"余裕の無さ"は、この辺りのことを言っていたのかなあと思うところです。鍛錬を積むことは自分ひとりでもできますが、強くなることを最優先とするあまり、人との関わりまで手が回らなかった(不要としてきた)のでは...記憶も失ってしまっていましたし...

相変わらずの口調で隊士達を泣かせていましたが、根底では「強くなって欲しい」霞柱としてただそれだけを思っている。
殺されて欲しくない、長生きして欲しいと思うからこそ、自覚も技量も足りない隊士達を前にして稽古も態度も厳しくなってしまう。
真剣を出した荒療治でしたが、無一郎くんの心の内を明かすことができて良かったと思います。

反面、自覚も技量も足る炭治郎に対しては終始ベタ褒めで無一郎くん自身も稽古を楽しんでいるようでした。自らの一太刀を交わして剣を振るって来たのを目の当たりにした時「炭治郎なら大丈夫」と太鼓判が押された瞬間でしたね。
ニヤッと笑う笑顔には年相応の子どもっぽさもあり、嬉しいような寂しいような複雑な気持ちです。

風柱蛇柱との"裏柱稽古"
夜な夜な通っていた先はあの2人のもとだったんですね!(ご飯を食べに行ってるなんて言ってた隊士は打ち込み台3台追加です)
僕も交ぜて、って声をかける無一郎くんに驚き...炭治郎以外ともちゃんとコミュニケーション取れてたようで安心しました。余裕が生まれたんですね。
冨岡さんタイプ...?と過ぎらなくもなく笑
伊黒さん不死川さんも、無一郎くんに対して2人がかりでズルいですよねぇ...それだけ力を認めているってことだと思いますが、無一郎くん打ち身だらけになっていましたね。伊黒さんは見えないので分かりませんが、不死川さんは打ち身の跡あったかな...?2人からしても、毎夜毎夜遠いところから走って通ってくる無一郎くんが可愛くて堪らないんでしょうね...!
重心をこれでもかと低くして飛び出すところ、体に回転をかけて遠心力を乗せるところ、小柄な無一郎くんが鬼を倒すためだけに鍛え上げてきた剣技の一つ一つが美しいです。裏柱稽古、もっと見たくなってしまいました笑
炭治郎に対して敵意剥き出しの2人を見て心配するでもなく「楽しそうだなぁ頑張れ」ってニッコリ笑っていましたね。あの2人の前でも笑顔で居られるならもう大丈夫です!笑
楽しそう、って言える霞柱が強すぎかもしれませんが...

自らの期待に応えてくれる炭治郎へ向ける眼差し、笑顔はとても優しく、無一郎くんがありのままで居られるようで、炭治郎ずっとここに居てくれ...と思ってしまうほど。
提案された紙ひこうき飛ばし合い競争にも、文字通り目をまん丸にして驚いていましたが、やり始めたら容赦ないですね笑 やっぱり14歳です笑 何故死ぬほど飛ぶ紙ひこうきを作れるのか、の掘り下げはありませんでしたが、エピソードが追加されてさらに無一郎くんのかわいいポイントが上書きされました!
本当に、いつまでもこんな平和が続けばいいのに...と思ってしまいます。

来る戦いに向けて刀を万全な状態にしておきたい、ということでお館様にお話して鉄穴森さんに常駐してもらう...縁一零式との稽古で折れてしまった日輪刀を炭治郎に投げて「棄てておいて」と言った無一郎くんとは思えないですね笑
お館様も小屋まで造って下さって、柱は欲しいものを欲しいだけ、ってこういうことを言うんですよね。

柱稽古は体力向上、技術向上のために行われていますが、今まで遠い存在だった柱を間近で感じ、その覚悟を視るという点でも隊士たちに多大な影響を与えているように思います。

炭治郎と改まってお話してたのに、表情が緩んで正座を崩す無一郎くん、めちゃくちゃかわいかったです(*´`)
その後の決意に満ちた表情と覚悟に満ちた声。
せっかく笑顔になれたから、心からの笑顔で居られる日々が少しでも長く続くように──
そう願って止みません。

本日放送の第5話は蜜璃ちゃんの稽古と不死川兄弟かな?楽しみです!
機会があればまた裏柱稽古もお願いします!